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PHASE ONE(1億画素・中判)で撮ると、御社の写真は何が変わるのか

「すごいカメラを買った」という話ではありません。これは、同じ商品、同じ人、同じ空間でも、写真ひとつで“伝わり方”がまるで変わるという話です。

アルシオンは、デンマーク Phase One 社の中判デジタル(1億画素超)をクリエイティブの核に据えています。本記事では、そのスペックを並べるのではなく、それが御社の商品・人・空間にとって何をもたらすのか──売上・信頼・採用にどう効くのかを、忖度なしで整理します。

この記事の結論(3つ)
  • 中判1億画素は、御社の商品・人・空間を「伝わる形」に可視化するための道具
  • 効くのは3点:滑らかな階調(質感・立体感)/高解像(1カットを名刺〜看板〜ECまで)/16bitの色(ブランドに最適化)
  • デジタルバックだけで500万円超。それは、御社の価値を最大限に引き出し、売上・信頼・採用に効かせるためのもの。

一流のプロが“中判”を選ぶ理由 ── Nikon・Canon・Sonyと何が違うのか

まず押さえておきたいのは、Phase One は「Nikonの上位機種」ではない、ということです。

カメラには、センサーの大きさで「フルサイズ < 中判」という“クラス”があります。Nikon・Canon・Sony のフラッグシップが採用するのがフルサイズ(35mm)。Phase One が採用するのは、その一回り上の中判(645)同じ土俵で競う“上位モデル”ではなく、最初からカメラの「クラス」が違うのです。たとえるなら、高級セダンと商用の大型車ほど、生まれも目的も別もの。

広告・ファッション・プロダクトといった、世界の一流の商業撮影で中判が選ばれ続けてきたのは、ひとえに画質の“天井”が違うから。フルサイズで十分な場面も多いですが、“あと一段”の質感・説得力が要るとき、プロは中判を選びます。Phase One は、その中判の中でも最大級の645フルフレーム・1億画素超──いわば頂点です。

Phase One 社は、1990年代初頭にコペンハーゲンで生まれた、デジタル撮影・処理の先駆者。高解像度カメラからソフトウェアまでを手がけ、プロのフォトグラファーや航空・地図といった産業用途の厳しい要求に応えてきた世界的メーカー。その違いは、スペック表の数字以上に、写真の「質感」と「説得力」に表れます。

Phase One本体とSchneider Kreuznachレンズ3本
導入したPhase One本体と、Schneider Kreuznach のレンズ3本(40-80mm/80mm/120mm Macro)。一式でおよそ850万円規模(内訳は後述)。ここから、御社の“見え方”が変わります。

違いは3つ。そのすべてが、御社の写真の“伝わり方”を変える

① 大きなセンサー → 滑らかな階調。明から暗へのグラデーションが繊細で、料理のシズル、化粧品やプロダクトの素材感、人物の肌の質感が、ふわりと立ち上がります。「なんだか高級に見える」「美味しそう」「触れたくなる」──その感覚は、ここから生まれます。

② 1億画素 → 1カットを、あらゆる用途に。Nikon Z9(約4,571万画素)の倍以上の解像度。名刺サイズから等身大の看板まで、たった一枚を破綻なく使い回せます。大きくトリミングしても解像感が残るため、撮影コストの実質的な“単価”は下がります。

③ 16bit RAW → 後加工の自由度。Nikon Z9の14bit(約4,398億色)に対し、Phase One は16bit(約28.1兆色)。膨大な色情報を最初から抱えているので、編集に強く、御社のブランドカラーに合わせた繊細な色づくりや、媒体ごとの最適化が思いのまま。後から「もう少し温かく」「ECでは白を飛ばさず」も自在です。

スペックは、目的ではなく手段。中判1億画素の価値は、数字ではなく「御社の価値が、どれだけ伝わる写真になるか」で測られる。

実際に、Phase Oneで撮った写真

スペックを並べるより、実際の写りを見てください。以下はすべて、導入時に Phase One で撮影した一枚です。先ほどの3つの違いが、写真のどこに表れているか──。

木製プランターと植物の作例
作例|木製プランター。木目の質感と、背景の壁に広がる滑らかな階調。中判ならではの立体感・空気感が、ものの“格”を一段上げる。
金属バーナーの作例
作例|金属のバーナー。チタンの焼き色と木のグリップ、暗部に沈むトーンまで残る。16bitの豊かな色情報が、繊細な色を捉える。
満開の桜の作例
作例|満開の桜。無数の花を一つひとつ解像する1億画素。青空のグラデーションも破綻せず、大きく引き伸ばしても緻密。

機材の中身と、リアルな金額 ── なぜ、そこまでするのか

事実を淡々と記します。今回そろえたのは、次の機材です(導入当時の参考価格)。

  • デジタルバック(撮像部・1億画素):約500万円超
  • 本体(Phase One XF ボディ):約100万円
  • レンズ① Schneider Kreuznach 40-80mm LS F4-5.6 Blue Ring:約130万円
  • レンズ② Schneider Kreuznach 80mm LS F2.8 Blue Ring:約55万円
  • レンズ③ Schneider Kreuznach 120mm LS Macro F4.0 Blue Ring:約80万円

合計で、一式およそ850万円規模。なぜ、そこまでするのか。理由は2つです。

ひとつは、表現の「天井」を、自ら上げ続けるため。最高峰の道具に触れ、その描写の限界を知っているからこそ、どんな撮影でも“どこまで写せるか”の基準が変わります。最高を知る作り手が御社の一枚に向き合う──その差は、確実に写真に表れます。最高峰に触れ続けることは、そのまま、御社に返せる写真の質の天井を上げることに直結します。

もうひとつは、写真の一枚が、そのまま成果を動かすから。一枚の商品写真でECの転換率が変わり、一枚の採用写真で応募の質が変わり、一枚のブランド写真で“選ばれる理由”が生まれる。その一枚の“効き”を、御社のために最大化する──私たちが機材に妥協しないのは、ただそのためです。

こんなとき、中判が効く ── 撮影実績

「見えない価値を伝えたい」場面ほど、中判は力を発揮します。質感が命の商品・料理・化粧品、空気感が要る建築・空間、表情で語る人物・採用写真、技術や製品のPR──いずれも、写真の説得力が成果を左右します。

まとめ ── 同じ商品でも、写真ひとつで世界が変わる

中判1億画素は、御社が当たり前に扱っている商品・人・現場の価値を、誰の目にも伝わる“一枚”に可視化するための道具です。同じ被写体でも、写真が変われば、伝わり方も、選ばれ方も変わります。

「うちの商品の良さが、写真でうまく伝わっていない」「採用やECで、もう一段“効く”写真がほしい」──そう感じたら、まずはお気軽にご相談ください。御社の価値を、最大限に可視化します。

よくある質問

Q中判カメラで撮ると、普通のカメラと“パッと見”で違いますか?
A小さなスマホ画面でも、質感・立体感・色の深みで「なんとなく良い」と感じさせます。違いが最も出るのは、大きく印刷したとき、商品の素材感を見せたいとき、肌や料理の繊細なグラデーションを残したいとき。比べると、もう戻れなくなります。
Q料金は普通の撮影よりかなり高くなりますか?
A“中判だから割増”という料金体系では考えていません。重要なのは、その一枚が御社の売上・信頼・採用にどれだけ効くか。撮影の目的・カット数・用途に合わせてご提案します。まずはご相談ください。
Q撮ったデータは、いろいろな用途に使い回せますか?
Aはい。1億画素はトリミング耐性が高く、1カットを名刺・チラシ・Web・ECバナー・大判ポスターまで一枚から展開できます。16bitの豊かな色情報を持つため、媒体ごとに最適な色で出し分けることも可能です。
Qどんな業種・被写体に向いていますか?
A商品・料理・化粧品など“質感が命”のもの、建築・空間、人物・採用写真、技術や製品のPRなど、「見えない価値を伝えたい」全ての場面で効きます。製造業の加工面から、飲食のシズル、医療スタッフの表情まで実績があります。

※本記事のスペック数値・価格は、2022年導入時点の公開情報にもとづく参考値です。為替・時期・構成により変動します。最新の仕様・価格は各メーカー/販売店にご確認ください。

濱本悠世(株式会社アルシオン 代表)
この記事を書いた人
濱本 悠世
株式会社アルシオン 代表 / ディレクター・フォトグラファー

広島県福山市のクリエイティブ制作会社アルシオン代表。信条は「見えない価値の可視化」。クリエイティブの核を写真(Phase One 中判1億画素超)とし、Web・映像・3DCG・グラフィック・システムに波及、開発までを手がける。デザイナー・プログラマーをはじめ、各領域を10年以上深掘りした精鋭が、企業の“根っこ”にある物語を引き出し、採用・受注・ブランディングを“伝わるかたち”に変えます。