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photography

黒瀬ペットフード株式会社 様

福山市 黒瀬ペットフード様 商品パッケージ撮影・生成AIイメージ画像制作

CLIENT

黒瀬ペットフード株式会社 様

TYPE

Image

実写×生成AI。“ごはんに集まる小鳥たち”を、一枚に。

広島県福山市の黒瀬ペットフード様。小鳥用総合栄養食「NEOシリーズ」の新パッケージ撮影と、生成AIを組み合わせた商品イメージ画像を制作しました。実写で丁寧に撮影したパッケージを木漏れ日のシーンに合成し、そこに“このごはんを食べる小鳥たち”をAIで描き加える。生成された小鳥は1羽ずつ種を同定し、対象鳥種と完全に一致するまで検品・修正。実写の確かさと、実写では撮れない理想のシーンを両立させた一枚です。

広島県福山市の黒瀬ペットフード様。小鳥用総合栄養食「NEOシリーズ」の新パッケージ撮影と、生成AIを組み合わせた商品イメージ画像の制作を担当しました。実写の確かさと、実写では撮れない理想のシーン。その両立に挑んだ一枚です。

この実績のポイント
  • 実写(パッケージ撮影)×生成AI(シーン演出)のハイブリッドで、現実には撮影できない“理想の一枚”を実現。
  • AIが描いた小鳥は1羽ずつ種を同定して検品。全羽が実在種・対象鳥種・正しいサイズ比になるまで修正した。
  • 「それっぽさ」で終わらせない。専門家(愛鳥家)の目にも耐える、商用品質のAI活用の実例。

課題:伝えたいのは「商品」ではなく、「その先の情景」だった

パッケージを、ただきれいに撮るだけなら難しくありません。けれど今回伝えたかったのは、商品そのものよりも「このごはんを、こんな小鳥たちが、こんなにおいしそうに食べている」という情景でした。

ところが、この情景は現実には撮影できません。種類の異なる小鳥が、一つのごはんに穏やかに集まってくる──そんな場面は、自然界でも、スタジオでも起こらない。鳥は多種で群れませんし、カメラの前で思いどおりのポーズを待ってはくれません。「理想の一枚」は、ふつうの撮影の延長線上にはなかったのです。

実写で撮る:商品の“確かさ”は、パッケージから

そこで採ったのが、実写と生成AIのハイブリッドという設計です。まず土台になるのは、実写で撮影したパッケージ。商品そのものは、質感も、印刷された文字も、色も、正確に伝わらなければ意味がありません。ここは実写が原則です。撮影したパッケージ群を、木漏れ日のあたたかいシーンへと合成していきます。

AI編集前:スタジオで撮影したNEOシリーズのパッケージ実写
AI編集前。スタジオで撮影した、実写のパッケージ。
NEOシリーズのパッケージが並ぶベース画像
ベース画像。実写で撮影したパッケージを、木漏れ日のシーンに合成。

生成AIで描く:実写では撮れない“理想のシーン”を

この土台に、「このごはんを食べる小鳥たちが集まってくる」情景を、生成AI(Adobe Firefly/Photoshop生成塗りつぶし)で描き加えます。商用利用を前提に、権利がクリアなツールを選定。実写の確かさと、AIだから描けるシーンを組み合わせるのが、この画像の設計です。

AIに任せたのは、“シーンの演出”だけ。商品と、事実は、人が守る。

ただし、AIの出力をそのまま使うことは、決してしていません。生成AIは、平気で「この世に存在しない鳥」や「対象外の鳥」を描きます。小鳥用フードのビジュアルに間違った鳥が写っていれば、詳しい愛鳥家ほど、その一羽の違和感に気づいてしまう。ブランドの信頼は、そういう細部から崩れます。

だから、生成された小鳥を1羽ずつ図鑑と照合して種を同定し、商品の対象鳥種リストと突き合わせて検品しました。実在しない小鳥や対象外の小鳥は、羽色・サイズ比・足の構造・尾の形まで正しくなるよう、1羽ずつ部分的に作り直しています。

実在種の小鳥9羽が集まる完成画像
完成画像。セキセイ(青・緑・黄)、オカメ、コザクラ、ボタン、文鳥、ウロコ、キンカチョウ──9羽すべてが実在種で、対象鳥種と完全に一致。

この検品と修正の全工程は、ジャーナル記事「生成AIが描いた小鳥は、この世に存在しなかった」で詳しく公開しています。

もたらした価値:AIの手軽さと、商用の精度を両立する

生成AIは、使えば誰でも“それっぽい”画像がつくれます。けれど商品ビジュアルに求められるのは、「それっぽさ」ではなく「事実に耐える精度」です。この一枚は、実写でしか出せない商品の確かさと、AIでしか描けない理想のシーンを、どちらも妥協せずに両立させました。

結果として、専門家である愛鳥家の目にも耐える、嘘のない商品ビジュアルに仕上がっています。AIを「手軽な便利ツール」で終わらせず、ブランドの信頼を支える品質まで引き上げる。その線引きこそ、これからのAI活用でいちばん問われる部分だと考えています。

この実績で、アルシオンが担当した範囲

  • 商品パッケージ撮影:NEOシリーズ新パッケージの実写撮影
  • 生成AIによるシーン制作:Adobe Firefly/Photoshop生成塗りつぶしでの情景・小鳥の描画
  • 検品・修正:小鳥の種の同定、対象鳥種との照合、1羽ずつの部分再生成
  • レタッチ・仕上げ:実写とAIを馴染ませる合成・調整

御社の商品ビジュアルも、実写×AIで

商品は実写で確かに、シーンはAIで理想的に。アルシオンは、商品撮影から生成AIの活用・検品・修正までを一貫して行い、“嘘のない”商品ビジュアルに仕上げます。「AIを使ってみたいが、品質が不安」という段階から、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q生成AIでつくった商品画像を、そのまま広告やパッケージに使って大丈夫ですか?
A使い方によります。この制作では、商用利用を前提に権利がクリアなAdobe Firefly/Photoshopの生成塗りつぶしを用いています。ただし、AIの出力をそのまま使わないことが重要です。事実と異なる表現(実在しない小鳥など)は、そのまま使えばブランドの信頼を損ないます。だからこそ、後述の検品・修正が欠かせません。
Qなぜ小鳥を、実写ではなく生成AIで描いたのですか?
A実写では撮影できないシーンだからです。種類の異なる小鳥が、一つのごはんに穏やかに集まってくる──そんな情景は、現実には撮れません。鳥は多種で群れませんし、思いどおりのポーズも待ってくれない。「このごはんを、こんな小鳥たちが食べている」という理想の一枚を実現するために、シーンの演出だけをAIに任せました。商品そのものは、質感も文字も正確に伝わる実写が原則です。
QAIが生成した小鳥の「種の検品」とは、具体的に何をしたのですか?
A生成された小鳥を1羽ずつ図鑑と照合して種を同定し、商品(小鳥用フード)の対象鳥種リストと突き合わせました。AIは平気で“実在しない鳥”や“対象外の鳥”を描きます。それらは、羽色・サイズ比・足の構造・尾の形まで正しくなるよう、1羽ずつ部分的に作り直しました。小鳥用フードのビジュアルに、間違った鳥や存在しない鳥が写っていては、詳しい愛鳥家ほど違和感を覚えるからです。
Q実写とAI、どこまでが本物ですか?
A商品(パッケージ)は、すべて実写です。背景の木漏れ日のシーンと、集まる小鳥たちが、実写ベースにAIで描き加えた部分です。私たちは“AIでそれっぽく”を狙っているのではなく、実写の確かさを土台に、実写では撮れないシーンだけをAIで補う、という設計をしています。
Q商品撮影だけ、または生成AIの活用だけを依頼することもできますか?
Aできます。パッケージや商品の実写撮影のみ、AIを使ったビジュアル制作のみ、どちらのご依頼も可能です。もちろん今回のように、撮影からAI活用・検品・修正・仕上げまでを一貫してお受けすることもできます。
Q生成AIを使った商品ビジュアルの費用は、どのくらいですか?
A内容と点数によって変わります。実写撮影に、AIによるシーン制作・検品・修正を組み合わせたビジュアルで、1点あたり数万円〜が目安です。──“それっぽい”一枚なら安く早くつくれますが、事実に耐える精度まで仕上げるには検品と修正の手間がかかります。その手間まで含めて一社で任せられるのが、アルシオンの強みです。まずはご予算感からご相談ください。