nord. GROUP(株)坂本電気工事 様
福山市 150ページを超える会社案内・パンフレット制作
nord. GROUP(株)坂本電気工事 様
TYPE
Recruit
明日へと続く、道を照らそう。
戦後の復興から福山の電気工事を支え、地域に根ざした確固たる信頼と実績を築いてこられた坂本電気工事様。その歴史と歩みを、全150ページを超える会社案内に凝縮しました。100周年を見据えた未来へのビジョンとともに、これまでの実績、同社の人間味溢れる側面も丁寧に表現、そして現場で活躍される社員のリアルな声を社員インタビューとして掲載しています。
また、電気工事のみならず、水宅配事業、リフォーム事業、家具事業など、多岐にわたる事業展開の特色をそれぞれのセクションで詳しく解説。各事業の強みや革新的な取り組み、そして地域社会への貢献がひと目で分かるよう、写真をふんだんに用い、読みやすく、かつ視覚的にも楽しめるデザインに仕上げました。
今回の制作では、単なる企業情報の羅列に留まらず、歴史的背景、地域とのつながり、そして未来への挑戦という3つの軸を軸に、nord.GROUP様の「今」と「これから」を多角的に表現。100周年に向けた新たなステージへの決意、これまでの歩みが次世代へと受け継がれていくストーリーを、しっかりとお伝えする内容となっております。
戦後の復興期に創業し、福山の電気工事を支えてきた坂本電気工事様(nord. GROUP)。電気工事を軸に、水宅配・リフォーム・家具事業へと広がった“今”と、2044年の創業100周年を見据えた“これから”。その全体像を、私たちは全150ページを超える一冊の会社案内に凝縮しました。ここでは、この大冊をどう設計し、何を大切に作ったのかを、制作した私たちの視点からお話しします。
- 150ページ超の情報を、「歴史・地域・未来」の3軸で一本の物語に束ねた。
- 福山駅前・線路沿い・新幹線ホーム・高速道路など実際の施工現場を回って撮影し、巻末に実績として一覧化。“証拠”で信頼を伝えた。
- 社員インタビューと理念ページで“人”と“らしさ”を可視化し、採用・信頼・100周年に効く「会社の資産」に仕上げた。
課題:150ページに、100年分の歩みと“今”をどう収めるか
最初にぶつかったのは、「情報が、多すぎる」という贅沢な悩みでした。70年を超える歴史、地域で積み上げた信頼、そして電気工事・水宅配・リフォーム・家具という多角的な事業。素材は驚くほど豊かで、しかしそれをそのまま並べれば、150ページはただの“分厚い情報の束”になってしまいます。
しかも、この一冊が担う役割は一つではありませんでした。求職者に「この会社で働きたい」と思わせる採用ツールであり、取引先に歴史と実力を伝える信頼の証であり、100周年へ向けて社内の想いを束ねる旗印でもある。読み手も目的も異なる一冊を、どうすればバラバラにせず成立させられるか──それが出発点の問いでした。
たどり着いた答えは、シンプルです。坂本電気工事という会社の「らしさ」を、一本の物語として最後まで読ませること。そのために、まず全ページを貫く“軸”の設計から着手しました。

私たちの設計:コンセプト「明日へと続く、道を照らそう。」
最初に決めたのは、全ページを貫くコンセプトです。電気がともす“灯り”と、会社が歩んできた“道”を重ねた「明日へと続く、道を照らそう。」。この一言を背骨に据えることで、多角的な事業も、長い歴史も、ひとつの方向を向きはじめます。
その背骨に沿って、150ページを次の3つの軸で構成しました。
散らばりがちな題材を、この3軸に沿わせて一本の流れに設計した。
たとえば巻頭は、「SAKAMOTO ELECTRIC WORKS」と大きく掲げた導入から始め、読み手をこの会社の世界へ引き込みます。続く沿革ページ「OUR HISTORY」では、1945年の創業から現在、そして2044年の100周年までを一本の時間軸に。過去の実績だけでなく、これから目指す未来までを地続きで見せることで、「歴史のある会社」から「これからが楽しみな会社」へと、印象を更新しました。

一方で、書「和魂」とともに経営理念を据えた見開きでは、「地球を明るく、人びとを笑顔に」という坂本電気工事様の姿勢を、あえて余白の多い静かなページで表現しました。情報を詰め込むページと、精神性を語るページ。緩急をつけることで、150ページという長さを、最後まで飽きさせない読み物にしています。

福山のまちを回り、施工の“実績”を撮る
この会社案内で最もこだわったのが、坂本電気工事様の実績の見せ方です。私たちは、借り物のイメージ写真で済ませるのではなく、同社が実際に手がけてきた現場そのものを、足で訪ねて撮ることを選びました。
福山駅前の施設から、線路沿いの建物、新幹線のホーム、そして高速道路まで。坂本電気工事様の仕事は、まちの暮らしと、人々の移動を支える公共インフラの至るところに息づいています。私たちはその一つひとつのロケーションを回り、現場の空気ごとPhase One(1億画素)で丁寧に写し取りました。

そして巻末では、撮りためた現場を「施工実績」として、工事名・場所・年月とともに一覧化しました。誰もが知る公共施設やインフラの名前が並ぶこのページは、「この会社が、確かにこのまちを支えてきた」という何よりの証拠になります。「地域に貢献してきた」と言葉で書くより、実際の現場が並ぶ誌面のほうが、ずっと雄弁です。

“人”を主役に:社員インタビューと、働く姿
会社案内が無機質な資料にならないために、もう一つ徹底したのが“人”を主役にすることでした。現場で活躍する社員一人ひとりに取材し、その言葉を社員インタビューとして掲載。働く表情は、Phase Oneの写真で丁寧に捉えています。
求職者も取引先も、まず知りたいのは「どんな人が、どんな顔で働いているか」です。事業内容の説明より、そこで働く人の実像のほうが、はるかに雄弁に会社を語ります。だからこそ、人を軸に据えることが、採用にも信頼にも直結すると私たちは考えています。

会社案内は、事業の説明書ではない。「この会社と歩みたい」と思ってもらうための、一冊の物語だ。
もたらした変化:会社案内が、“採用と信頼の資産”になる
こうして仕上がった一冊は、単なる会社案内の枠を超えました。採用では「働く人」を見せる武器に、商談では歴史と施工実績で信頼を裏づける資料に、100周年へ向けては社内の想いを束ねる旗印に。ひとつの制作物が、場面を変えて何度も働く“資産”になります。

社員が自分の言葉で誌面に登場することは、社内にとっても大きな意味を持ちます。自分の仕事が形になり、会社の物語の一部として残る。それは、働く誇りとエンゲージメントにつながっていきます。過去の実績を記録するだけでなく、100周年への決意と、次世代へ受け継ぐ物語までを一冊に。会社案内は「過去のまとめ」ではなく、「未来への宣言」にもなり得る──それを形にできた仕事でした。

この実績で、アルシオンが担当した範囲
- 企画・コンセプト設計:全体を貫く軸「明日へと続く、道を照らそう。」の立案と、150ページの構成設計
- 取材・社員インタビュー:現場社員へのヒアリングと原稿化
- 写真撮影(ロケ・現場・人物):福山駅前・線路沿い・新幹線ホーム・高速道路などの施工現場と、働く社員をPhase One(1億画素)で撮影
- グラフィックデザイン:沿革・理念・施工実績など、写真を活かした読ませるレイアウト
- 編集・進行:150ページ超の全体編集とディレクション
御社の会社案内・周年記念誌も
会社の歴史も、多角化した事業も、これからのビジョンも──ばらばらの情報のままでは、その価値は伝わりません。アルシオンは、企画から施工現場のロケ撮影・社員インタビュー・デザインまでを一社で束ね、御社の「らしさ」を一冊の物語に変えます。福山・備後で会社案内や周年記念誌をお考えなら、まずは御社の歩みと、これから伝えたいことをお聞かせください。